<神辺から東京へ>
地元神辺の道上小学校、神辺中学校を卒業後、福山工業高校へ入学。
高校を2年で中退し、その後フリーター、派遣会社等への勤務を経て19歳の時に上京。

<料理人として>
過去のアルバイト経験(お寿司屋さん、お肉屋さん等)から包丁を少しは使う事が出来たことと、
昔から料理人への憧れもあり東京は新宿の料理店にアルバイトとして入社したのちに正社員へ。
元ヒルトンホテルの料理人をされていた料理長から公私ともに可愛がっていただき、楽しい同僚にも恵まれて充実した時間を過ごしました。

<転機の到来>
料理人としての日々はとても忙しく、ほぼ毎日14時間立ちっぱなしでほとんど休憩なしの過酷な労働環境でした。
また、有給や時間外手当などもなく、10名程度いた従業員の中には結婚して奥さん、お子さんがいらっしゃる先輩方もいましたが社会保険(厚生年金、健康保険)には未加入でした。
そんなある日雑誌で社会保険労務士という資格があることを知り、世の中の事を何も知らない私は、
『今の会社(店)に社会保険を完備するには、社会保険労務士への報酬の支払いが必要』
『自分が社会保険労務士になって、無報酬で手続きをすれば職場のみんなが社会保険に加入できる』
というあまりにも突飛で安易な考えをしてしまいました。(今になってみれば、社会保険に加入しなかった様々な理由等も一応わかります)
そして、社会保険労務士を勉強するべく取り寄せた資格予備校のパンフレットを見て愕然としました。
社会保険労務士の受験資格として、大学卒または短大卒の必要があることをその時初めて知りました・・・

<行政書士試験合格を目指し>
社会保険労務士の受験資格としては上記のとおり学歴制限があり、高校中退である私には受験資格すらなかったのですが、その中に『行政書士となる資格を有する者』には受験資格がある旨の記載があり、遠回りだけどこれしかないと覚悟を決め、行政書士試験合格を目指すことにしました。
しかし、いざ勉強を始めてみると慣れない法律用語に苦しみ、週に1度の休日はどうしても勉強する体力も気力もなく、まったく勉強が進みませんでした。
勉強を始めて3か月後の試験では、一応受験はしてみたものの試験問題の意味さえほとんど理解できず、当然不合格でした。
その半年後に、3年ほど勤めた料理の仕事も辞め、将来の夢や目標をなくしかけていました。
その後の派遣会社での仕事は、残業もほとんどなく、時間的には余裕あったので、ふと行政書士試験の事を思い出し、試験の3か月前に勉強を再開しました。
3か月集中して勉強しても合格できなければ、自分には法律関係の仕事は縁がないものと言い聞かせ、通勤電車の中や昼休憩、夕食後に集中して勉強しました。
その結果、無事合格することができました。

<司法書士となるために>
行政書士の試験勉強のため過去問集を買いに本屋さんへ行ったとき、近くの棚に司法書士試験の過去問集も置いてあったので司法書士という資格試験のことは多少は知っていました。
ただその時は、行政書士の過去問集より10倍ほどもボリュームがあるように思えたため、自分には全く関係のない難しい資格なんだなとしか思っていませんでした。
行政書士試験に合格し、将来自分がどうなりたいかを自問自答してみたとき、司法書士試験にチャレンジしたいと強く思う自分がいることに驚きましたが、一度きりの人生なので挑戦することに決めました。
それから2度目の受験で合格することができ、紆余曲折ありながらも司法書士になることができました。
試験勉強の方法、受験中の気の持ち方、就職活動、東京でお世話になった橋本先生との出会い、実務経験等については書くことが多すぎて、ここでは書ききれません・・・・・

以上が私が司法書士を目指した理由です。詳細はまた後日、稿を改めて述べさせていただければと思います。